分割画面の見方

オプション画面の分割画面の見方です。

画面全体

画面下段に緑色のライン(選択ライン)で表示されている権利行使価格のチャートが画面上段に表示されています。
下段で各ポジションをクリックすると、上段のチャートも連動して切り替わります。 常に同じ権利行使価格のコール・プットが表示されます。

画面全体

理論価格・IV・リスクパラメーター

画面全体

  • IV :市場が予想している変動率が、実際のオプション価格に反映されているとの考えから、オプションの評価モデルの計算式に市場のオプション価格を当てはめることで逆算します。
  • 理論価格 :ブラックショールズ(微分)に基づくポジションの理論価格。現物価格・権利行使価格・期日・短期金利・日経のボラティリティにより算出されます。
  • デルタ:オプション・プレミアムの構成要素である基礎商品(日経平均株価)価格の変化に対するプレミアムの変化率。デルタは現物の動きに対してオプション価格がどの程度動くかを見る指標。例えばデルタ0.6のオプションは日経平均株価が100円上昇すると60円上昇するということです。「株の達人」では、デルタの値は小数点以下3桁で表示されます。
  • ガンマ:現物の動きに対してデルタがどの程度動くかを見る指標。ガンマが負の場 合、株価が比較的安定しているとき利益を生み、正の場合は上下どちらの方向でも、大きく変動したとき利益を生むポジションといえる。「株の達人」では、ガンマの値は小数点以下4桁で表示され、現物価格が1円変化すると、デルタの値がガンマの数値だけ変化します。
  • セータ:オプション・プレミアムの構成要素の一つである時間に対するプレミアム の変化の割合のこと。オプションは現物株価が動かなくても価格は下がる。1日を経過するとオプションの価値がどの程度下がるかを表したのがセータ。セータの大小によりそのオプションが買い手に有利なのか、売り手に有利なのかがわかる。セータはリスクパラメータのなかでも重要な指標といえる。「株の達人」では、セータの値は小数点以下3桁のマイナス数値で表示され、単位は円です。
  • ベガ :ボラティリティが1%動いたときに、オプション価格がどのくらい変化するかを示したもので、その銘柄に対する期待値が推測されます。「株の達人」では、べガの値は小数点以下2桁で表示され、単位は円です。

短期金利

画面全体

  • 無担保コール翌日物 :金融機関だけが参加できるインターバンク市場。コール市場に は担保のいらない無担保コール市場と有担保コール市場があります。無担保コール市場は翌日物から一年物までありますが、翌日物の金利がコール市場の指標のようなものになります。
  • CD新発3ヶ月物 :CDとは銀行が発行する譲渡性預金です。譲渡性預金とは満期 までいつでも譲渡できる預金の事で、このCDの売買をされるのがCD市場です。
    CD新発3ヶ月物は短期金融市場の指標的な金利とされています。

使用変数の変更

使用変数とはブラックショールズ式の計算式に当てはめる変数です。
使用している変数は変更できます。
「日225(日経平均)」か「先225(日経225先物)」、「HV」か「IV」、「無担保コール」か「CD新発」を選択します。
グレーに囲まれている方が、現在使用している変数です。
クリックすると切り替わります。
※8時45分~9時の間は「先225」しか選べません。
「日225」を選択していても、その間は自動的に「先225」に切り替わってしまいます。
9時を過ぎて日経のリアルが開始されたら「日225」を選択し直してください。
HV
IV