株の達人新聞 平成22年02月22日
◆2月第3週の日経平均株価の動向と今後◆

2月第4週の主な市場スケジュール
| 23日(火) | 2月消費者信頼感指数(米国) 12月ケースシラー住宅価格指数(米国) |
| 24日(水) | 1月企業向けサービス価格指数(8時50分) 1月貿易収支(8時50分) 1月新規住宅販売件数(米国) |
| 25日(木) | 1月耐久財受注(米国) |
| 26日(金) | 1月消費者物価指数(8時30分) 1月鉱工業生産(8時50分) 1月住宅着工件数(14時) 1月中古住宅販売件数(米国) |
テクニカル分析
月足チャートは、60ヶ月移動平均線は下向きで、株価は同線を20%以上下回っています。6ヶ月移動平均線は上回っていますが、同線が下値支持線となる場合は上昇基調で、割り込むと下降基調の動きになると思われます。また、19日時点では、上向きの12ヶ月移動平均線と、下向きの24ヶ月移動平均線の間で推移していますので、引き続きどちらに抜けるか確認が必要になります。
日足チャートでは、75日移動平均線は横ばい、200日移動平均線は上向きで、200日移動平均線の上に75日移動平均線があります。株価は、75日移動平均線を下回る動きですから、同線を上値抵抗線とした場合は下降基調の動きです。短期的には、10日移動平均線を下値支持線としている間は堅調に推移すると思われます。
3月10日安値と11月27日安値を結んだ線が下値支持線となるか確認が必要になります。また、1月21日高値と2月4日高値を結んだ線が上値抵抗線となっていましたが、一旦上抜けましたので同線が下値支持線となるか確認が必要になります。また、2月16日と17日の間の窓を埋める動きになるか、反対に2月4日高値を上抜けるか確認が必要になります。
75日線形回帰トレンドは、右肩上がりの上昇トレンドで、株価は-1μを割り込んでいます。25日線形回帰トレンドは下降トレンドで、+1μを割り込みました。今後、中心線を下値支持線とするか確認が必要と思われます。
価格帯レシオは、10300円台で大幅に出来高が多く、同価格帯を上抜けるか戻り売り圧力に押されるか注視する必要があります。
9日SRV%Dは19日時点で75%台で、11日SLOW%Dは58%台で両線とも上向きですが、両線が陰転すると下落する可能性が高くなります。
今週は、米国の利上げの影響が薄らぎましたが、中国市場が旧正月明けになりますので、中国の株式市場の動向に注目する必要があると思われます。
◆パラボリック◆
パラボリックは、常に買いか売りのポジションを持つ「どてん(途転)」のシステムです。例えば、買いポジションを持っていたものが、トレンド転換時に売却だけでなく、空売りポジションも同時に取ります。逆に、空売りポジションを持っていたものが、買い戻すと同時に買いポジションを取ります。
トレンド追随型のテクニカル手法で、相場のトレンドが持続する場合に有効といわれています。つまり、買いでも売りでもトレンドがあれば、大きく利益を出すことが可能になります。反対に、ボックス相場のようなトレンドがない相場の場合は、頻繁にシグナルがでてしまいダマシが多くなる傾向があります。
売買の転換点は、SAR(Stop And Reverse)を元に判断されます。SARは、チャートに沿って描かれ、買いポジションの時は株価がSARの上に位置している期間であり、売りポジションの時は株価がSARの下に位置している期間になります。売買タイミングは、株価とSARの位置関係がクロスしたときになります。ですから、あらかじめ「どてん(途転)」の価格が計算できることになります。このチャートでは、本数は0.02を使用しています。
→さらに詳しい「パラボリック」の見方・使い方はコチラ
過去のパラボリックの検証
11月26日の株の達人新聞(木曜版)に掲載しましたパラボリック銘柄の中の東証1部 東北電力(9506)を取り上げて検証してみましょう。
▼参照画像:東北電力(9506)

ローソク足に沿って桃色の横線が出ている時が買いポジションの状態で、黒色の横線が出ている時が売りポジションの状態です。パラボリックの場合、もみ合い相場になると陽転・陰転が頻繁に起こり、結果的に損失になる欠点があります。
検索日前は、75日・200日移動平均線共に下向きで、200日線の下に75日線がある下降基調の動きでした。パラボリックも9月後半以降陰転してからは途中のもみ合いによる陽転を除けば陰線が続いています。その後に陽転した時点が検索日となっています。
検索日は、75日線から大幅にマイナスカイリしており下げ渋る可能性があった場面でパラボリックが陽転しました。ただ、基本的に下降基調の動きですから自律反発の域は抜けていないため、一旦75日線が上値抵抗線となった時点でパラボリックも陰転しています。
検索日終値1804円から、陰転するまでの高値は1885円になっています。パラメーターの設定によって転換スピードを変化させることができます。
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