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変化日高値が残る
さて、日本はサミットウィーク。主要都市では厳戒体制となるが、株式市場も「何が何でも下げさせない」という当局の姿勢PKO(PLO)がすでにでている。日経平均は16500~16700円処でこう着し、為替(ドル円)は110円に戻してきた。政策相場として上値追いに走る可能性あるが、上値も重い。日銀や年金がPKOで買っているところを、外国人は売りをぶつけている。
海外に目を向ければNYダウ(11週サイクルの高値示現)、中国(シャドーバンク懸念再燃)、英国(6/23EU離脱投票)、ロシア(資源価格)などいずれも懸念要因を抱え、各国の株価は軟調で日足が陰転。ドル円チャートも110~111円はアヤ戻り正念場。グローバル化し、外国人主導のマーケットにおいて「政策期待」と騒いでいるのは国内の証券会社だけで、賢明な投資家は「セルインメイ」を着実に実行している。サミットが終われば選挙モードとなる日本だが、海外市場と外国人の推移から目が離せない。
NYダウ日足
日経平均の日足はもみ合いだが、週足チャートは2月安値からジリ高の踊り場である。昨年8月高値から一波、二波と下げたあとの踊り場であるから、次に来るかも知れぬ「下げ三波」に注意が怠れない。そのために「下値抵抗線」が要チェックで、2月安値から引く抵抗線(15900円処)が大きなポイントで、その前に4/8安値から引く抵抗線(16300円処)もボリ「-1」と重なるだけに注視しておきたい。
日経平均日足
日経平均週足
サイコロが8勝4敗で、23日か24日どちらかプラスになると警戒の「9勝3敗」になる。ここから2週間は変化日が集中するところ。「セルインメイ」のジンクスはまだ気になる。
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