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4連休、お盆、夏休み
日経平均は「タグリ足」で200日線にタッチして切り返したものの、上値抵抗線や25日線、75日線などの集まる29000円近辺の厚い節目で再び上値を抑えられた。
4度目の緊急事態宣言下で東京オリンピックが23日に開幕するが、感染第5波は勢いを増すばかり。そんな中でマーケットは7/22から4連休。夏休み本番を迎え、ここで本腰据えて「買い」に向かうのは難しく、日経平均が足踏みするのは仕方ない。
カギ握るのはNYダウだが、最高値を更新してきた米国株もここに来て勢い鈍化が目立つ。FRBへの関心が一巡し、バカンスを意識するタイミングになってきた。デルタ株による感染再拡大や北米の熱波など不透明要因も加わり、足踏みしておかしくない状況だ。
NYダウは5月最高値35091ドルに肩を並べ、日足RCIは高値圏に集まる。月足チャートを見れば、昨年3月安値から大きく上げて1年4ヶ月を経過。24ヶ月線かい離率は20%を超し、月足の本数は昨年3月安値から15本~17本で変化日のタイミングに来ている。
NYダウ日足
NYダウ月足
当面の日経平均は200日線(16日27650円)や5月安値27385円を下値として意識しよう。だが、カギ握るNYダウの調整が続くならもう一段の下値模索否めず、その場合は52週線(26774円)を意識することになる。8月は「2日新甫」で甲子園とお盆がある。しばし「様子見も一策」となろう。
日経平均日足
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