★富田隆弥氏の相場解説ブログや注目株や日経平均解説など充実コンテンツ満載のPDF版「月刊トレチャ」詳細・お申し込みについてはこちら↓
→富田隆弥のブログ
日米とも下げ継続、9/9メジャーSQ
雇用統計のあった9/2、NYダウは31318-337ドルと朝方の370ドル高から700ドルも下げて終えた。8/26のジャクソンホール以来、NYダウの星取りは1勝5敗で下落率5.9%(-1973ドル)、8/16の戻り高値34281ドルからは半月で9.0%(-3099ドル)と厳しい下落だ。
チャートは75日線や13週線を割り込み、日足、週足とも「調整」を色濃くする。短期急落に伴う反発は挟むだろうが、下値模索の流れに入ったことは認識しておくべきだ。当面の下値メドは週足一目均衡表の遅行線雲下限30887ドルだが、流れとしてはやはり6/17安値29653ドルを視野に入れることを覚悟しておきたい。
NYダウ日足
日経平均は8/17高値29222円のところでチャートが多くの高値信号を発した。そして、先週2日は3日続落で27570円安値を付けるなど下落がきつい。日足は27400円前後にある200日線と75日線に迫ったほか、サイコロ3勝9敗となり、高値から1560円幅(5.6%)下落し、短期RCI(9日-80%、13日-93%)が底値に到達しており、そろそろ反発も想定される。
日経平均日足
しかし、日本株はNY次第、外国人次第。為替が140円台に円安を進め、「ドル建て日経平均」は再び下げ基調を強めている。そして9/9にメジャーSQを迎える。高水準の裁定買い残、先物で買い越す外資系証券がメジャーSQ前後に見切り売りに動くなら「思わぬ下落」につながるリスクもある。
ドル建て日経平均日足
米国のトリプルウィッチは9/16で、FOMCのある9/20まで様子見が必要だ。そして相場は流れに従うものであり、日経平均は6月安値指向を想定しておきたい。
(PDF版「月刊トレチャ」富田氏の注目株解説などをさらに詳しくご覧いただけます! 詳細・お申し込みはコチラ )